2011年9月3日土曜日

脱原発の国ドイツ カルカールの高速増殖炉は今…

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ライン川下流のライン河畔のカルカールに造られた日本のもんじゅと同じ高速増殖炉が、現在レジャーパークになっています。
しかし放射能の心配はまったくありません。なぜなら建設は完成したけれど、発電する前に廃炉になったからです。

ドイツは90年代から脱原発を推し進め、2002年には法改正をして脱原発を決定しました。
福島の事故の後にドイツが急に脱原発を決めたということではありません。
全廃の時期を2022年としたということです。

カルカールの高速増殖炉は1985年に完成しましたが、安全性とコストに対し市民と政治がゴーサインを出しませんでした。
1991年に廃炉の決定がなされ、民間業者が買い取ってレジャーパーク「ワンダーランド・カルカール」をオープンし、現在は年間60万人が訪れるホテルや会議施設を備えたレジャー施設になっています。

冷却塔の外壁はクライミングウォール、内側にメリーゴーランド、原子炉建屋はホテル、緑と池に囲まれた敷地にはコースター等40種の乗り物があります。

入場料は大人一人22.5から24.5ユーロでソフトフドリンクと軽食込み。
フルペンション宿泊や乗り物を組み合わせたさまざまなパッケージが用意されています。

カルカールの町はかつてのハンザ都市で、美しい旧市街が残っています。
さらに近くにはロマンチックなモイラント宮殿もあります。
ここは世界的な現代美術館で、ヨーゼフ・ボイスの収集では世界一です。
ドイツ脱原発のひとつの象徴となるカルカール増殖炉を訪ねる旅はいかがでしょうか。
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記事はドイツ観光局ニュースレターより。
http://www.germany.travel/jp/index.html

僕の思う理想の「市民の力」のヒントがドイツにある気がしてなりません。
来年はドイツに行ってカルカールにも訪れたいと思います。
またドイツに行きたいところが増えました。

「もし原発さえなければ…」
と思う日々が続きますが、
作ってしまってからでも
遅くはない。
原発(高速増殖炉)を遊園地に。
不安の種をを楽しみの種に変えた。

狭い日本で
地震大国日本で
作ってからでも
遅くはない
事故が起きてからでも
遅すぎることはない。

僕は不安の種をこのまま見て見ぬふりはしない。
僕はドイツに行く。