2011年11月1日火曜日

2009年に考えていた旅の企画書 テーマは「伝統工芸」②【過去日記】

懐かしき大学時代の企画書。
ログとしてアップしておきます。


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企画書って感じではないけど、思いは入りました。

伝統工芸の取材を1週間から2週間に増やしました。
そこでインプットしたものをその地域でアウトプットする報告会やワークショップをしたいと思っています。

ワークショップでは元日本代表の中田英寿さんとコラボレーションしたいと考えています。
今スポンサーの方に交渉してもらっています。

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伝統工芸を体験しながら日本縦断

 私、大芝健太郎は3年間にわたって、日本の伝統工芸を巡りながら「地元大好き!きっかけづくり」の旅に出ます。

○「地元大好き!きっかけづくり」
 みなさーん!突然ですが、「地元は好きですか?」僕は地元が好きじゃありません。嘘です。今は地元をめちゃくちゃ愛しています。でも昔は好きじゃなかったです。それは本当です。「知名度」「歴史」「便利さ」…ないものを求めるばかりで、地元に劣等感を持っていました。そのくせ、他の町を見ても、「この町、名前は良く聞くけど何もないじゃん」とか「歴史なんて興味ないぜー」とか「便利だけど住みたくないなー」と思ったりしていました。自分の町も愛せない。他の町も愛せない。

 でも何かの「きっかけ」で地元を好きになり始めるとひがみではなく、隣町の素敵なところがいっぱい受け入れられるようになってきたんです。「どっちの町の方が歴史が古い」とか「うちの町の方が交通事故が少ない」とか町ごとに競争してるようなことはどうでも良くて、どっちの歴史も素敵だし、交通事故を減らそうと頑張っている人が素敵だと思う。そして、いつの間にか面白い歴史があったり、素敵な人がいる隣町も好きになる。隣の隣の町も好きになる。そうやって広がっていくと今度はそんな素敵な町の集まった自分の住んでいる都道府県が好きになってくる。今度は自然に他の都道府県の素晴らしいところが見えてくる。さらに広がって日本が好きになる。

 地元好きがいつの間にか「日本っていいね」という気持ちにもなっていったのです。「愛国心」という言葉がありますが「国を愛せよ」という号令のもとで教えられたものではなく、自分の内側から湧いてくる「日本っていいね」という感覚。この「日本っていいね」という感覚は「地元好き」がきっかけでした。その「地元好き」のきっかけづくりを僕はやりたいと思ったのです。

「みなさん地元は好きですか?」

○きっかけはどうやって作るの?
 まず、自分の町を知るということが、自分の町を好きになる、誇りに思うきっかけになると思うのです。

 私は、埼玉県東松山市という伝統もない田舎の不自然に整備された住宅地の一角に住んでいます。高校までは自分の住んでいる町が好きではありませんでした。「東松山ってどんなところ?」と聞かれる度に、答えられない自分の町にどこか劣等感を感じていました。

 しかし、ある日友達が「動物園あるよね」と言ってくれたんです。うちの裏には県営の大きな動物園があるのです。動物の鳴き声が聞こえるような近さで、遊ぶところがなくて友達や家族とよく行っていました。私の町の子どもたちにとっては当り前の遊び場所の動物園が、「遠足で行った!」「家族で行った!」などと埼玉の共通の話題になると知ったのです。

 他にも「小中学校が休みになってみんなで歩くスリーデーマーチという大会がある」という話をすると、それもまた友達は驚きました。どこでもあると思っていた「歩く大会」はなんと、世界で3番目の規模の国際ウォーキング大会だったのです。

 単純ですが、自分の町についていろんな人の共通の話題になったり、驚かれたりすると嬉しくなってまた話したくなる。そんなことを繰り返すうちに不思議と自分の町のことを段々好きになってきたんです。

 自分たちの町では「当り前」だと思っていたことが、外の人からは「時間やお金をかけてでも体験したい」ことだったというのはよくあることだと思うのです。よそ者、バカ者、若者の僕がその地域では「当たり前」だと思っているような素敵な物の再発見するようなきっかけを作ります。テーマは「伝統工芸」です。

○どうして伝統工芸なの?
 よくぞ聞いてくれました。地域文化の最たるものが伝統工芸だと思ったのです。伝統工芸とは、地域の原材料を使い、地域の気候に合ったものを、地域の人の手を通して作られる、100年以上その地域に根付いたものだからです。だから「地域好き」のきっかけとして伝統工芸を選びました。

○そもそも僕は伝統工芸が好き!
 「見たい!」「知りたい!」「触りたい!」100年以上続く産業というものはどんなものなのだろうか?「モノには物語がある」と思うんです。物語を知るとそのモノを使っていて幸せになるんです。ただのモノではなくなるんですよね。豊かさってなんでしょうか?大量生産、大量消費もいいと思うんです。でも人間の手作りの、地域に根付いた材料で、時間をかけてつくられたモノにこそ、僕は豊かさを感じるのです。

 身の回りにあるものにどれだけの愛着を持って接しているでしょうか?別に使い捨てだっていいと思いますよ。でも大切な「1つ」を持つ。という喜びもいろんな人に感じてほしいのです。値段が張るかもしれません。でもそのモノは「時間、手間、愛情、技術、自然、歴史、気候」が最終的に「人間の手」によって融合させられた「モノ語」の主人公だと思うんです。そんな主人公たちを僕は一人ひとり(一つ一つ)丁寧に取材したいんです!

 そしてその感じた良さをまず地元の人に伝えたい。別に偉そうなことを言うつもりはありません。外から来た僕がその地域の伝統工芸を「素晴らしい」と思った!素直な気持ちを伝えたいと思っています。そしてその気持ちがうまく伝わるようなワークショップや報告会を企画したいと思います。

○どのように伝統芸能をめぐるのか?
 2010年4月に埼玉を出発し3年間かけて南の方から歩いて日本一周していきます。海上はフェリーで移動します。伝統的工芸品が210(平成20年8月現在)ある中の各都道府県1つずつ選びます。そして1つの伝統工芸につき2週間にわたって、住み込みで伝統工芸の取材、体験、手伝いを伝統工芸士の方と寝食を共にさせてもらいながら、体験したことや感想などをブログやメルマガでアップしていきます。

 そして、最後の週末に地域の人へ向けた報告会、ワークショップ等を企画します。例えば「和紙」で子どもと一緒に紙芝居をつくったり。提灯に好きな絵を描いてもらったりなどを予定しています。どのように集客するかというと、2週間のうちに、地域の小中学校、ラジオや新聞、役所の広報課に営業しに行きます。また元日本代表の中田英寿さんにも「revalue NIPPON」の一環としてワークショップに来てもらうことを予定しています。
http://journey.nakata.net/jal2.html

 一週間で次の伝統工芸士のところへ移動します。このように3週間で1つずつ周っていくことになります。

○どんな影響を与えることができるのか
 ・日本の素晴らしい工芸品や地域文化を再発見する
 ・「地元好き」のきっかけにする
 ・伝統工芸の売り上げに貢献する
 ・伝統工芸士の跡継ぎ探しをする
 ・伝統工芸品の過去の価値ではなく、今現在の価値を伝える
 ・マスメディアではない生の声で伝統工芸を宣伝することができる
 ・伝統工芸に新鮮な風(感想、意見、人材)を送る
 ・1つのモノを大切にする喜びを伝える
 ・報告会やワークショップを通じて地域の人々の交流のきっかけをつくる

○これからの予定
スポンサーの「メイドインジャパンプロジェクト」http://mijp.jp/とのミーティング
カメラの購入
「岐阜提灯」でプレワークショップ
文章能力向上のためメール、Mixi、メルマガで絵文字、顔文字、記号(★、♪等)を使わないようにする
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