2012年9月3日月曜日

「元気ですか?僕は元気です。」大東教育学科のみなさんへ



「元気ですか?僕は元気です。」
20103
文学部教育学科卒業
大芝健太郎

大東教育学科の皆さん、こんにちは。大学時代は「しば」と呼ばれていました。お世話になった先生や先輩、普段会えない同級生のみんな、そして愛すべき後輩へ、手紙を書いているような気持ちでこの文章を書いています。

大学を卒業して3年目。僕は今フリーライターをしています。主な記事は原発のこと。原発の是非を住民投票、国民投票で決めようという市民運動の内側に入って、お手伝いをしながら記事を書いています。フリーライターと言ってもそれだけでは全然食べていけなくて、いまだに小学校の引率のバイトをしています。先生ではないけれど、やっぱり子どもとどこかでつながっていたいという気持ちは消えてないみたいです。

大学入学後すぐのことです。ある先生が僕たちにこんな話をしてくれました。「私は大東の学生が大好きです。高校時代に熱中することがあって勉強はあまりできなかったような学生が多い。だから勉強のできない人の気持ちもわかるし、何かに打ち込む喜びも知っている素敵な先生になれる。」第一志望が違う大学だった僕は、この話を聞いて大東に入れたことを誇らしく思ったことを今でもよく覚えています。

実際に大体は、僕と同じように勉強は好きではなかった気がしますが、みんなそれぞれに特技がありました。それはサッカーだったり、ダンスだったり、場を盛り上げるセンスだったり。そんなみんなとの在学中の思い出を挙げ始めたらキリがありません。最後のコンサートでのメダカの学校賞。運営委員会での3年間。ゼミをさぼりすぎて辞めさせられそうになったけれど、みんなと卒論を書きあげられたこと。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」こんなタイトルの映画がありましたね。僕は映画の内容は知りませんが、教育学科を思い出します。大合宿や球技大会、ものすごく騒ぐし、大学なのに授業はクラス単位で、噂はありえないほど早く広まるし、でもそれだけ近くにお互いを感じられていたのが教育学科のよいところではないかと思います。

最後に現役の学生さんに質問を1つ。「今しかできないことに追われていませんか?」よく「学生限定」だとか、「若いうちしかできない」とか「新卒での就職」もそうです。そこで一度立ち止まって考えてほしいんです。それはあなたが本当にやりたいことなのか。何度も学生になる人もいるし、新卒で就職しても離職率が3割というのが現実です。だけど「今」という瞬間は二度訪れたりしないし、身体は二つにならない。だからこそ「今、あなたがやりたいこと」を追い求めてほしい。

こんな言葉を自分にも言い聞かせつつ締めくくりたいと思います。
ありがとうございました。

2012.9.3