2013年7月31日水曜日

参院選 ドイツの反応

ドイツでも7月21日に行われた日本の参議院選挙が報じられた。Neue Zürger Zeitung (新チューリヒ新聞)では、一面で取り上げられているし、Frankfurter Allgemeine (フランクフルターアルゲマイネ)というドイツで最も有名な新聞の一つでも写真付きで紹介されており関心は高い。またSüddeutsche Zeitung (南ドイツ新聞)では、「国民の多くは、首相を応援しているわけでも、アベノミクスを支持しているわけでもない。しかし、52%という低投票率と選挙システムがこういう結果を生んだ。」と今回の選挙を分析している。僕が驚いたことはどの新聞でも、ネガティブな意味で、首相が国家主義的過ぎるのではないかと書かれていたことだ。翻訳をお願いしたドイツ人は「与党が衆参両院の過半数を取得して、憲法96条の改正して、憲法を変えやすくする、ということが書いてあった。それを読んで、僕らはヒットラー時代を思い出してしまう。首相がどういう人か分からないけど、どのような人でもそのような力を持ったら危ない。」と話す。日本の緑の党が、初めての国政選挙で残念ながら議席を勝ち取れなかったことに関してどう思うか、他のドイツ人に質問してみると「初めて聞く政党の名前に、みんな特にお年寄りは抵抗を感じる。その抵抗がなくなるまで少し時間がかかるかもしれないが、でも事実に基づいて発信を続けていくことが大事。そうして、日本は過去の公害などを乗り越えて来た。ドイツの緑の党も今のようになるまで時間がかかった。」と語る。ドイツでも今年9月22日に4年に1度の連邦議会選挙がある。(しばけん)