2013年8月27日火曜日

ウルズラスラーデックさん。



映画「シェーナウの想い」のウルズラ・スラーデックさんにお会いしてお話を聞かせて頂きました。

アポなしだったので、アポをとろうと思ってシェーナウ電力会社の事務所に行き
「スラーデック夫人に会いたいのですが…」
と言うと、受付の人から
「日本人?シュミットさんからお話は聞いていますよ。ハイデルベルクから自転車で来てるのよね。」
と言われ
「…今、スラーデック夫人を呼びました。間もなく来ますよ。」
と。心の準備もままらないまま、ご本人がいらっしゃって


「コーヒーがいい?紅茶がいい?」と。
それから「あんまり時間がないけど…」と前置きをした後
いろんな話を聞かせて下さいました。

僕はドイツでの国民投票、日本での「原発」国民投票について質問しました。
スラーデックさんは
「国レベルでは難しいでしょう。私たちは2度の住民投票で、たくさんの、たっくさんの人と話をしました。それを国レベルでやるのは非常に難しい。ましてや日本のような人口の多い国では、もっと難しいでしょう。賛成派はお金をたくさん使える。そして広告などをたくさん出し、その影響がとても大きい。それに対して反対派には資金が少ない。住民投票より国民投票の方がはるかに難しいでしょう。」

そこで僕は
「難しくても、もし仮に負けるかもしれなくても、
その過程で原発への関心が高まり議論が深まる。
これこそ民主主義だと思うのですが。」と言うと。

「もちろんそうね。やっちゃいけない理由はないわ。」

それから福島の汚染水のこと。
自民党が大勝したこと。
日本は原発の電気がそもそも必要ないこと。
被曝はチェルノブイリのようにこれから先にどんどん現れてくること。
…など、日本のことをとても心配して気にかけて下さっていました。

そして、たくさんのいろんな資料を頂きました。
それをちゃんと読んで、また半年後の冬に来ることを約束して別れました。

最後にスラーデック夫人は
「次はアポをとってね。もうちょっとゆっくり話しましょう。」
と優しく微笑みながら言って下さいました。


☆参考資料
原子力に反対する100個の十分な理由(日本語版)

http://100-gute-gruende.de/pdf/g100rs_jp.pdf