2013年9月13日金曜日

日本とドイツの違い 愚痴と感動の物語「ビール」



これは表向きには言ってないことであったが、僕はビールを飲みにドイツに来たと言っても過言ではない。もちろんビールのためだけではないのだが、それは今日は置いておこう。

僕の両親は、20歳になるまで絶対にお酒を飲ませてくれなかった。飲んだことがバレると怒られたこともあった。だから20歳をとっくに過ぎているのに親と一緒にお酒を飲むのが、なんだか少し悪いことをしているかのような、そんな気分になる。

でもビールは好きだ。小さい頃、お父さんは週末にビールを飲んで、顔を真っ赤にして気分良さそうにしていた。普段あまり喋らないお父さんの口数が少し増えて、それがなんだかおもしろくて「お父さん酔っ払ってるでしょ?」ってからかうと、お父さんは明らかに酔ってるのに「酔っ払ってないよ。」って応えるのがいつもの定番で、すごい楽しかった。これが、ビールを好きになった理由ってわけじゃないと思うけど、ビールの最初の良い印象は自分のことじゃなくて、お父さんのことだった。ビールは、いつもの日常をちょっと楽しくしてくれた。

ドイツには地ビールがたくさんあり、旅行に出ればその街のご当地ビールが飲める。例えば、ハイデルベルクには「Heidelberger」があるし、フライブルクには「Ganter」がある。マンハイムには「Eichbaum」がある。そんな具合だ。

そしてその安さも魅力の一つだ。スーパーに行けば500mlがだいたい1ユーロくらいで買える。レストランで頼んでも3ユーロほど。そしてドイツには飲み放題っていう、仕組みがないから飲んだ分だけ払うっていうのが一般的。でもこれって当たり前で、たくさん飲む人と、少ししか飲まない人が同じ料金っていうのが、そもそもおかしいんだけど。

味はどう?って話になると、そりゃもちろんうまいんだけど、でも日本にも美味しいビールがたくさんあるから、ドイツのビールは日本より美味いってわけじゃないと思う。特にベアードビアー http://bairdbeer.com/ja/ のビールはすごく美味しかった。

写真は1Lのビール。ドイツでは「マスビール」なんて言われてる。長靴の形をしていてかわいいんだけど、グラスの向きを考えて飲まないと、傾けた時に一気にビールが流れこんでくるから注意が必要だ。バイツェンビールと言って、甘みがあってフルーティーなビール。僕は大抵これを頼む。

そろそろ、世界最大の祭り「オクトバーフェスト」が始まる。毎年600万人を超えるビール好きが世界各国からミュンヘンに集結するのだ。ずっと憧れていたお祭りがもうすぐ始まる。今年は9月22日から10月6日まで。