2013年10月20日日曜日

シェーナウの想い 上映会 満員御礼!

「正直言うと、それまで真剣に原発について考えたことなんてなかったんです」

ウルズラ・スラーデックさんの言葉です。
この言葉に共感する人も多いのではないでしょうか?


先週の金曜日に、F+U Language academy Heidelberg (http://www.fuu-heidelberg-languages.com/) という語学学校の教室をお借りして、シェーナウの想いの上映会をやらせていただきました。

最初に日本の福島原発事故や原発についてのをお話して、
そのあと、シェーナウの映画を上映。
映画で語られていたことの補足と、現地で感じたことのお話をして、
感想を交流した後、僕の住民投票や国民投票などの直接民主主義の希望を話して、
終了という感じでした。



小さな教室いっぱいの16人に来ていただきました。
レジュメとパワポを、ドイツ語で準備したのですが、
16人中14人が日本人ということで、急遽日本語でやることになりました。

日本語だったので細かいニュアンスまで伝えることができたとは思うのですが、
準備を手伝ってくれた友達には申し訳なかったなと思います。

ドイツ語で喋ろうと思っていたのに、何だか拍子抜けして、
あんまり緊張せずにしゃべることができて良かったです。

最後に無記名で感想を書いていただきました。

「映画が面白かった!」
「国民投票することで、自分のこれからのことを考えられる環境ができたらいいなと感じました。」
など、とても嬉しい感想が多かったです。

感想の中から少し抜粋して、返答したいと思います。
「(国民投票や住民投票で)多数決で決める時に、負けてしまった人の想いはどう解決されるのか?」

→そもそも、議会でも多数決で決められているのが現状で、しかも現在の日本の選挙制度は、
大政党に有利な制度になっています。

例えば、前回の衆議院選挙では「(小選挙区で)自民党は得票率43%だったが、議席は79%を獲得して圧勝。
民主党は得票率23%だったが、議席は9%しかとれず大敗。」(日本の選挙 高木善之 2013)

つまり、国民の投票率がきちんと反映されていない政治家の多数決によって決められるよりは、
住民投票や、国民投票で決めるということは、「自分の意にそぐわない(負ける)」と泣く人が減るということになります。

「原発には反対だけど、原発で働いている人の事を考えると大きな声でNOとは言えない。」

→では住民投票や国民投票だったら言えますか?
空気に支配されやすい日本でも、無記名が可能な投票でなら、
周囲の意見と違っても、反対と言える人がいるかもしれません。

「もし住民投票をしたら、今の日本だと情報を得る手段の大半がメディアなので、
メディアに翻弄されないか…とも思いました…」

→メディアの問題は確かに大きいです。
今だにメディアを信じ切っている人達がたくさんいます。
メディアも企業ですので、
スポンサー企業や、頭が上がらない人達のために、
プロパガンダのような発信をすることがあります。

実はそういったメディアの問題が、
住民投票があることによって行われる、情報公開や公開討論会などで、
徐々に明らかになっていくのです。

ーーーー★

インタビューを受けてくださった、シェーナウの方々。
DVDをを手配して下さったエコフライビリヒの方。
会場を快く貸してくださったFUの松田さん。
何から何まで準備して片付けをしてくれた、スタッフの皆さん。
会場に足を運んでくださったお客さん方。
ドイツ語の翻訳を手伝ってくれた、ゾフィーとラウラ。

本当にありがとうございました。