2013年11月8日金曜日

Berliner Energietisch インタビュー


電力網を住民の手に取り戻すこの活動を進めてこられた「Berliner Energietisch(ベルリン・エネルギーテーブル) http://berliner-energietisch.net/ 」のStefan Taschner (ステファン・タシュナー)さん(43)に投票日の2日前だった11月1日に事務所に伺って話を聞かせていただきました。お忙しいところ快く取材を受けてくださいました。



これまでの活動と今の現状を教えてください。
「エネルギー供給網を市民に取り戻すための政令案を議会に通すためには3つの段階があります。

一つ目に私たちは署名を集め始めました。その署名は半年以内に2万人の有効な署名が必要でした。その署名は特定の用紙に住所、生年月日、名前、サインが必要なものでしたが、私たちは去年、街頭で3万人の4ヶ月で集めることができました。そして半年間、政治的な協議が行われましたが私たちの意見は受け入れられませんでした。そのため私たちは次の段階に向かいました。

二つ目の段階は半年で有権者の約5%にあたる約17万3000人の署名を集めなければなりません。今年の始めから6月の中旬まで、また同じように私たちは街頭で署名を集めました。役所でもチェックがされます。選挙権があるか、二度や三度署名をしている人がいないか調べられました。こうして有効な署名が22万7000人分集まり、2つ目の段階をクリアしました。この時点で議員が私たちの案を飲めばそれで終了でしたが、しかし議会が否決したために最終的に住民投票で争われることになりました。

今が三つ目の段階です。この住民投票で多数決を得ることはもちろんですが、それに加えて、有権者の25%つまり62万1000人以上の賛成票が最低でも必要になります。」

結果はどのように予想していますか?
「それを言うのはとても難しい。75%くらいは賛成すると思うが、実際に投票所に行って賛成してくれないとどうしようもない。これは誰もわからない。ただ嬉しい兆候としては、前回の水道事業についての住民投票よりも事前投票が多くされているということがわかっている。」

反対しているのはどんな人たちですか?
「FaktenBündnis(事実同盟) http://www.faktenbuendnis-stromentscheid.de/ と呼ばれる団体があり、そこが反対意見を出していますが、それに対して私たちはすでに財政問題など、根拠を示して反論をしています。」

メディアからの注目度はいかがでしょうか?
「すべての大手新聞社で取り上げられているし、寄稿論文なども掲載されている。多くのラジオや、テレビのニュースでも特集が組まれたりしている。ベルリンだけでなくドイツ中で話題になっている。BBCからも電話や生放送で取材を受けている。そして私たちに好意的に報道してくれることが多い。日本の活動家や報道機関からも取材を受けています。」

活動資金などはどのように得ているのですか?
「私たちの活動資金は3種類で成り立っています。まず一つ目は私たちは56の団体で成り立っているのですが、そこから出し合っているお金。二つ目が財団からのお金。そして三つ目が個人による寄付です。5ユーロから50ユーロが多いですが、100ユーロ以上寄付してくれる人も中にはいます。それらの3種類が大体同じくらいの割合ですね。」

ありがとうございました。





Special Thanks
Y.A(一緒に来てくださって、写真を撮ってくださったり、録音してくださったり、翻訳を手伝ってくださったり。本当にありがとうございました。一人では絶対できない取材でした。)