2013年11月19日火曜日

スイス 国民投票 投票用紙


1 イニシアチブ「1:12  公平な賃金のため」に賛成ですか。

2 イニシアチブ「家族のためのイニシアチブ:自分で子守りする親のためにも税額控除を」に賛成ですか。

3 国道の使用料に関する連邦法の3月22日の改正に賛成ですか。(ヴィニエットと呼ばれる高速道路利用ステッカー)

解説

スイスでは一つの案件に関して、18ヶ月以内に10万人以上の署名が集まれば、その案件に関して国民投票にかけることができる。スイスの有権者は推定510万人であるから、約2%の署名を集める必要があるということになる。

1.会社内の最低賃金と最高賃金の格差を1:12までにするという法案。
この目的は、経営陣や役員の法外な給料を減らし、同時に安い給料を引き上げるということ。問題点としてあげられているのは、高額報酬者からの税収が減り、財政に問題が出るということ。

2.託児施設に子どもを預ける必要のない家庭は、その分、州政府に財政負担をかけていないことに加えて、託児費用控除も請求できないため、税金を余計に払っているというのだ。しかし、共働きを目指す家庭に水をさし、税収の減少にもつながる。

3.今まで40フラン(約4400円)であったヴィニエットと呼ばれる高速道路利用ステッカーが100フラン(約11000円)に値上げされるという案件。もし通れば、新しい道路建設、迂回路、騒音や、雪崩対策などに使われる予定だ。一方反対派は「これは隠れた増税に過ぎない。問題は解決されない。」と反発している。