2014年9月16日火曜日

独立賛成派キャンペナーのマシューさんにインタビュー

Matthew Houlihan 31歳




マシューさんはロンドン生まれだが、この独立賛成派を支援するためにスコットランドにこの一ヶ月間訪れている。マシューさんのようにスペイン、ポーランド、ドイツなどいろんな国からスコットランドのこの運動を応援しに集まってきている。彼曰く「この住民投票は、民主主義による初めての実現可能な革命」なのだ。

住民投票を行うということについてどう思いますか。

住民投票によって市民が経済について、政治について、社会ついて考えるようになり、討論の機会ができた。独立反対派の人たちは恐れている。本当の情報が出回ることを。


投票年齢を16歳以上にするということについてどう思いますか。

大賛成。彼らの未来を決めるのは彼ら自身。投票に行くことで責任を持つことができる。判断するだけの十分な力を16歳は既に持っている。昔は男性しか投票ができず、女性は投票権を持っていなかった。投票権を広げていくということは素晴らしいことだ。例えば外国人でもEUの住民なら半年住んでいるだけで投票ができる。でも例えばEU以外の人、日本人などが20年以上スコットランドに住んでいるのに投票権がないのは本当に悲しいことだと思う。こんなのは民族主義的で差別的で馬鹿げてる。


どんな活動をしていましたか。

ありとあらゆることをやった。ツイッターや、フェイスブックで記事のシェアをしていた。賛成派のいろんなグループに寄付をしたし、ポスティング、戸別訪問などをして調査しながら、反対派を説得した。街頭でビラなどを配ったり、友達にもたくさん話をしたし、チラシもたくさん作った。ロンドンから、スコットランドの独立を応援するメッセージを集めてショートフィルムを作った。


この住民投票はどう特別なのでしょうか。


民族として他を排除するようなレイシストの「どこかの国からの独立」とは明確に違う。イギリスはEUから抜け出そうとしているが、スコットランドはEUに入って移民も受け入れようとしている。これは「ウエストミンスター(連合王国議会)からの独立」である。つまりウエストミンスターに支配されたままでいるのか、それとも本当の民主主義を市民が望むかどうかである。私たち独立賛成派は今、巨大な力の前に立ちはだかっている、彼らは圧倒的な資本を持ち、政治を支配し、メディアをコントロールしている。それに対して私たちは自分のコミュニティーを信じて、地域の資源を活かして、豊かな家族も貧しい家族も等しく平等な機会が与えられる社会の実現を目指している。これはスコットランドだけの運動ではない。西欧諸国、いや全世界の欲深い、道徳心のない権力者の支配から民主主義を取り戻す革命なのだ。