2015年1月21日水曜日

「危険なところに行くな」という問題のすり替え。




こういう話があると、必ず出てくる話が、
「そんな危険なところに行かなければいいのに」
という話です。

なんて、無責任というか、
問題をなかったことにしたいというか。
安全なところで何もしない自分を褒めているのか。

行かずにどうやって、現地のことを知ればいいのでしょうか?

人質に取られてしまうような外交をしていないか。
僕はその方が問題だと思います。



日本の姿勢が問われています。
安倍首相は
「国際秩序全体の脅威であるイスラム国が弱体化し、壊滅につながることを期待する」
と昨年9月に発言しました。
先日はイスラム国の周辺国へ2億ドルの支援を行うことを約束したそうです。
この2億ドルと、人質への身代金の額は偶然の一致なのでしょうか?

軍事費の拡張や集団的自衛権の行使を宣言する日本への警告です。

イスラム国の人たちのやっていることは許されることではないですが、
彼らに鞭を振るえば振るうほど、こういった人質事件は残念ながら続いてしますかもしれません。

え、だから危険なところに行くなって?

標的にしたい日本人が近くにいなければ、今度は彼らが日本にやってきてテロを起こすだけです。

「現地のリアルな声や、想いを届けたい」というジャーナリストが、
私たち日本にいる人たちの身代わりにされているということです。

危険なところへ行かなければ解決される問題ではありません。
これは外交の問題なのです。