2015年2月20日金曜日

与那国3日目

2月19日 八重山毎日の一面

八重山日報も載せたいので、どなたか持ってらっしゃったら見せてください。
07056469874

1日目ブログでも書きましたが、島内では買えないようです。



今日は久しぶりのベッドでぐっすり眠った。

朝から今日は1日作業。与那国到着前に済ませておくべき仕事が終わらなかったのもあって、ひたすらパソコンに向かった。

女将さんから《「与那覇 しづ」先生を語る。》をテーマの講演会の案内が来ていると教えてもらった。与那覇しづさんは与那国で尽力された有名な看護師だ。でもなぜこの重要な住民投票の前に開催されるのか、しかも「中学生歓迎」と書いてあるので必ず住民投票に関係があるのではないかと思い、参加することにした。

1時間以上前に会場の下見に行くと、スタッフと思しき若い綺麗な女性がいたので「今日のイベントで写真撮影や、録音をしてもいいですか?」と聞くと担当者から回答があるということだった。程なく若い男性がきて「講師の都合でお受けできません。」ということだった。残念だが、仕方がない。

会場まで時間があるので、また町に繰り出すと見覚えのある方が電話をしながら足早に歩いているのを見つけた。「ちょっと話を聞かせてください。」とお願いして話を伺った。

「この自衛隊誘致をテーマに、今まで一部の賛成派と一部の反対派が7年間も争いを続けてきた。住民投票なんて今更、という声もあるが、それでも初めて個々人の意思を示す機会である。防衛省は結果を無視すると言っているが、島民の民意を明らかにすることはとても重要である。今は街宣車による宣伝と、20日に行われる決起集会に力を入れており住民投票を成功させるために最後まで頑張りたい」と話してくださった。

ちょうどいい時間になったので、イベント会場に向かう。講師の方がいらっしゃったので、このイベントの趣旨について伺うと「今、与那国は住民投票で島が二分されてしまっている。そんな中、与那国を医療福祉の観点から、見直してもらいたい。自由奔放な意見を出して欲しい。」と答えた。

参加者は全部で25人ほど、ほとんどが与那国にお住いの方だった。
講師は惠 隆之介さん(拓殖大学客員教授・シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表)

詳細な日米の比較データや日本の中で沖縄が置かれている状況などについてのお話と、とNHKの「プロジェクトX」を編集したわかりやすい映像を軸に前半は進められ、後半は「海の武士道」という戦時下において、海に投げ出された敵兵を助けたというショートムービーが流された。

一つ気になったのは講演中、映像を撮っている報道陣や、写真を撮っている参加者も多く見られたことだ。ダメ元で映像が流れている間を見計らって、講師の方に改めて「写真を撮ってもよろしいですか?」と尋ねると快く許可をいただいた。前述のやり取りはなんだったのだろうか。



講演の最後は「中国が日本を狙っており、自衛隊誘致は与那国の財産を守るために重要である。」という内容で締めくくられた。

質問と感想で
「与那覇さんを利用されているような気がしてならない。あなたの主張を否定するわけではありませんが、こういうような形で語られることは時期的に非常に問題がある。」という会場からの意見もあがった。

講師の方から「この後、時間がある方は2次会でお話ししましょう。お酒の場でないとできない話がありますので」というお誘いがあり、ぜひ参加させていただきたいと思っていたのだが、これもまた前述の担当者の方に止められてしまい、また残念な思いをすることになった。

この様な考えさせられる講演会が行われていることは非常に有意義であり、講師の惠さんは、時期的に自衛隊基地建設のテーマに触れないわけにもいかず、自身の主張もしつつ、「自由奔放な意見を待っています。」という言葉通り、意見の違う参加者の主義主張も否定せずに進めていた印象を受けた。

講演会終了後、参加者から話を聞いた。
租内にお住いの男性
「町長選挙で結果が既に出ている。法的拘束力がないので、住民投票をやっても結局、結果は変わらない。」

与那国生まれ与那国育ちの女性
「住民投票は無駄なことだと思う。基地建設を公約に掲げた町長が勝ったのだからそれで良い。親の影響が大きいので中学生の投票権にも反対。私は自衛隊の誘致に賛成。それで、与那国が良くなっても悪くなっても租内に住み続ける。」