2015年5月17日日曜日

5月17日 大阪市「特別区設置」を問う住民投票 投票日



5月17日 今日は大阪市の「特別区設置」を問う住民投票 投票日です。

大阪市にお住いの皆さん、投票はお済みですか?
投票終了まであと、20分。



昨日まで5日間でしたが、住民投票の舞台、大阪市に滞在し取材してきました。賛成派、反対派によるキャンペーン合戦が繰り広げられ、選挙管理委員会も1億5000万円の予算を使って住民投票をPR。市民グループみんなで決めよう「原発」国民投票の作成した賛否両論が併記されたフライヤーも手に取る人が多かったように思います。

どの国でも、どの地域でも感じていることですが、市民が情報を得て、考えて議論をして、そして、決定する。その結果について責任を持つ。このプロセスの渦中にいる人たちの行動や言葉に触れると泣きそうに嬉しく思います。昨日の反対派のデモも大勢で楽しく主張している様子に震えたし、維新の応援に全国から集まってきたボランティアの人たちの熱気にも感動しました。



アメリカ村である若者に話を聞きました。
「テレビや新聞、ネットなどで情報を得ている。賛成に投じるつもりで、少しでも大阪が変わるのではないかと今は期待している。選挙や政治について考えたりすることは、天気を見るみたいに、生活に染み付いている。自分の50年後には今の50代以上はほとんど亡くなっている。都構想のような重要なことはやっぱり自分たちの意見をきちんと反映させたい。学校で投票などについてきちんと教えていないのが問題。やっぱりこういう政治的な話を誰とでもできるわけではない。人を選んで話をする。」

そんな話をする彼の話を聞いていた別の友達は
「お前、ちゃんと考えているんだ。エライな。」と感心した様子。

「エライだろ?」と少し鼻の高そうな彼。

エライ、エラクないという話は、
僕はうなずくことなく、ただ耳を傾けていました。





一つ気になったのがこういう意見。

「賛成反対のいがみ合いが嫌。橋下市長がこんなことを言わなければ大阪が二分されることはなかった。」という話を反対派の政治家からも、市民からも聞きました。お互いが自由に意見を述べて、その根拠について言及し合う。それを元に未来について双方から意見を出し合う。大阪市民の中で、都構想以外のことでも意見が賛成と反対で分かれることってあると思うんです。でもそういう対立を曖昧にして、結論を出さずに議論もせず「私たち仲良し。よくわからないけど今のままでいい。」で僕はよいとは思いません。

今回は橋下さんら維新の会による「都構想」提言により、大阪市は賛成反対に分かれ、激しい論戦が生まれました。住民投票により、しこりが残ることを恐れている人がいることは存じています。

しかし今回の住民投票で市民が直接決定権を持つことによって、今までの選挙よりも盛り上がっていると答える人が多いのも事実です。


投票が間も無く終了します。結果は五分五分だと伝えられています。
どちらが勝つのか、投票率に関係なく、一票でも多い方の意見が反映されます。

結果がどうであれ、この後、大阪の政治的意識は間違えなく上がるでしょう。
「維新の党の言っていたことにウソはなかったか。」
「今回の住民投票であの議員はこんなことを言っていた。」
などなど次の選挙にも大きくつながるでしょう。

いつも言っていることですが、住民投票の肝は結果ではなく、住民投票が行われる過程とその後です。結果いかんによらず、大阪の今後に注目していきたいと思います。



投票状況はこちらでご覧いただけます。