2015年11月11日水曜日

カナダ2008前編 「初めての海外はファームステイ」


初めての海外はカナダでした。2008年3月に1ヶ月。

なんでカナダなのかって?


大学2年の夏に高校の友達と川越で飲んでいて
終電なのにも関わらず寝過ごしてしまって
森林公園で目をさます。

しょうがないので歩いて帰っていたんだけど

とにかく眠いし疲れたし、何より酔った勢いもあって、
ずっとやろうと思っていた「ヒッチハイク」で帰ろうと思って

親指立てて、待っていたんだけど、やっぱりつかまらない。
なにより僕が住んでいるのは埼玉の田舎だから深夜になると車通りもまばら。
とぼとぼ歩いていると、ガソリンスタンドがあって、
そこでガソリンを入れている女性がいた。

ドキドキしながら

「東松山の方行いたいんですけど乗せてくれませんか?」
って聞いてみると、その女性は笑いながら

「いーよーw」
って
そんでその人はめっちゃおもしろくて親切な人で、後日飲んだりしたんだけど、その飲みの席で
「春休みホームステイとかやってみたいんですけど、どこの国がいいですかね?」

みたいな質問をしたら




「じゃあ私がカナダにホームステイしてた人を紹介してあげるよ」




って、本当にすぐに紹介してくださって、それでカナダに行くことが決まった。

ガイドブックを見ると滞在予定の3月の平均気温は-4℃だって、凍るじゃんって。






~3月2日カナダ出発の朝~


航空機予約表には

「成田発 17時 →
グランドプレーリー着 17時3分着」
24時間3分かかるんだ

やっぱりカナダは遠いんだな

なんて思いながら

ステイ先のマザーには

3月3日17時5分頃着ですよー」

と伝えていました

ところが良く見るとそこには

「カナダ グランドプレーリー ‘3月2日’ 17時3分着」

 やべぇ

 一日間違ってるじゃん

 その日に着くじゃん

 3分で着くじゃんw


すぐに電話しました

海外に電話なんて初めてだ

使うと思っていなかったステイ先の番号を押す。


riiiiiiiiiiiiiiiiiing     riiiiiiiiiiiing   




「Hello.」

「…ハロー アイム… ケン イン ジャパン」

「Oh Ken!aeiueqp aoeeqiek ad8 u;eliu! ….how are you?」

「(途中よく分からなかったけど)

アイム ベリー ファイン サンキュー アンドュー?」

「that's good……apoeiud;l kjda;ldk?」




 えっ?何?




「…パードン?」

「apoeiud;l kjda;ldk?」

「(とりあえず)…イェス」

「qpoiru acpo;alkej?」




 わかんね




「パードン?」

「qpoiru acpo;alkej」

「(とりあえず)…イェス」




 とにかく飛行機のこと言わなきゃ




「あー アイ ミステイク アライビング デイト」

「Umm……What?」

「えー アイム ソーリー アイ ミステイク アライビング デイト

…ノット マーチ サード」

「Really? When will you come?」

「マーチ セカンド …マーチ セカンド プリーズ」

「March 2nd? …… aepoielkc aeiqlfid」




 どーしよ 全然わかんね




「アイム ソー ソーリー アイ ウィル アライブ アット

グランドプレーリ マーチ セカンド ファイブ ピーエム」

「Ha ha ha ha OK」




 なんか笑ってるし




「サンキュー ベリー マッチ」

「You’re welcome. Have a good flight!」

「サンキュー バァイ」

「バァイ」




…ツーツーツー




 ちゃんと日付変更通じてるのかな?

 まあ後は向こうついてから考えよう

 スーツケースこんなスカスカでいいのかな?

 まあカナダのお土産たくさん入れて帰ろう




~飛行機~




成田→バンクーバー→カルガリー→グランドプレーリ

スイスナイフ(3500円)ぼっしゅー

ペットボトル      ぼっしゅー

はさみ         ぼっしゅー

かみそり        ぼっしゅー

機内放送        わかんねー

キャビンアテンダント めちゃきれー

ロッキー山脈        でけー

キャビンアテンダント めちゃきれー

ジュースこぼされて  しみついたー

乗り換え待ち時間      なげー

雪まだまだ      のこってるー

キャビンアテンダント めちゃきれー

エンジン煩くて      ねれねー

外人の香水         くせー




~到着~




飛行機降りたらめっちゃ寒い

こりゃ野宿はできないな…

迎えに来てくれなかったらどうしよう




とか思いながらロビーに出てキョロキョロ

そこにはホストファミリーらしき五人の視線

「Ken?」

「ハーイ アイム ケン ナイストゥミーチュー」

「Nice to meet you too.」




大きなにっこりお父さん

ブロンドヘア美人のお母さん

笑顔のかわいいお姉ちゃん

かえるのぬいぐるみを持ったかわいいお兄ちゃん

歯が抜けたばっかりらしきかわいい弟




 こっちの子どもってなんてかわいいんだろう

 もちろん日本の子どももかわいいけどね




会って早々

幼稚園児らしき弟が

げっぷ連発

 西洋人の前でげっぷは厳禁だ

 日本人が思ってるより嫌がる

って聞いてたのにめっちゃ起用にげっぷしてる

でもそれがまたかわいくてクスクス笑ってたら

笑顔で「funny?(僕面白い?)」

って聞いてきたので

「ユーアーベリーファニー!」

みたいに言ってまた笑ってたら

嬉しそうにさらに連発

するとお父さんが

「Not funny. apekcmzn qp3oiufdk apoeij;lkc.」

なんつってるかわからんけど

にっこりお父さんがめっちゃ怒ってる

 俺が調子のせちゃった…

 やべ

そんでその弟はお父さんにどっか連れてかれていく




お母さん「Let’s go to take your baggage.(荷物をとりに行きましょう)」

「イェス」

10メートルくらいのでっかい

回転寿司で寿司が回る台みたいなのがあって

そこに客のスーツケースが回ってくる




お父さんと怒られて半べその弟も帰ってきて

みんなで眺めるぐるぐる回る他人のスーツケース

俺のは一向に回ってこない




ウイイィィィ………




とうとう機械がストップして

残ったのは知らないバッグが一つ

「ディス バッグ イズ ノット マイン」




心配そうに俺の顔を覗き込む美人母さん

俺は両手を頭に当てて

「オーマイガー」

思いっきり笑顔でそう言うと

みんな笑って

俺も笑った

 ホントになくなってたらネタだなー

 保険おりたら新しいの買いたいなー

とか考えながら窓口に行って

荷物証明を見せると

パソコン カチカチ

テレフォン リンリン

「良かったですね。ありました。

まだカルガリーなので明日また取りに来てくださいね」

みたいなこと言ってる

 えー?それだけ?I’m sorryとかないのー?

あとで聞いたら「エアカナダ」って

荷物なくすことで有名なんだって

料理とかおいしかったけど

なんて不名誉な会社なんだ




~次の日~

空港で無事にスーツケースを受け取って

今日はホストファミリーの家に移動

昨日迎え入れてくれたのは

空港に近い親戚の家族なのです

車で三時間雪の中を走って着いたのは

林の中のとっても素敵なお家

これから一ヶ月お世話になるのは

敬虔なクリスチャンのおじいちゃんおばあちゃん

おじいちゃんは

オランダからカナダに移住して

自分で土地を開拓して自分の土地にしたんだって

なんでも自分で作っちゃう人で

家も自分で建てちゃうし

いかだとか

バッファローを飼うための設備も作っちゃいます




おばあちゃんは

小さいものをいつも作ってます。

小さい石に絵を描いたり

ジーパンを切って袋を作ったり

レザーのコートを切ってストラップ作ったり

きれいな絵葉書を書いたり

いつもなにか作ってます




~カナダの生活~

何がすごいって

近所の人の家まで三キロとか五キロとかあるし

まぁっすぐな道路が続いてて

遠ぉくに見えるトラックが全然近づいてこない

最初に見てから数十秒してやっと音が聞こえるなって感じになる

とにかく両サイドの地平線までまっすぐな道路です

夜の星はめちゃくちゃきれいでオーロラとかも見えるし

気温が-20℃とかだからダイアモンドダストとか樹氷とかも見えるし

リスとか鷹とか鹿とか野生動物も家の周りに普通にいるし

自分の家のポストまでなんと15キロもあるから

車で一週間に一回郵便や新聞を取りにいくんです









2008年のカナダでの覚書 恥ずかしいな。これ。



そのめげないパワーを私に下さい。----child

わからないのは 勉強不足のせいだけじゃない-----frustration

あなたが好きだから やめて欲しい その一本-----tobacco

その赤は 血なのか 炎なのか その赤は-----red

研ぎ澄まされていく 思考の底に落ちていく 何も聞こえない-----now

ないものを求めるのが人生ならば
あるものに気付くのも人生だ   -----now

話したい人がいる。-----English

あなたの命はあなただけのものじゃない。
あなたは出会ってしまった。私に。
私の中であなたが生まれた。

雪の形って本当に美しい。
生まれたときから、そんなに美しいんだね。
気付かれずに溶けてなくなってしまう子もいるんだね。
私はあなたの美しさに気づいています。

オーロラよ
寒いからキレイだと感じるの?
珍しいからキレイなの?
なんでキレイなの?

分かってるよ
自分の言葉の軽さ
より深く生きよう
許そう
愛に生きよう