2015年11月19日木曜日

【現地レポート】八幡浜市「伊方原発再稼働を問う住民投票」を求める直接請求



愛媛県八幡浜市はみかん農業と漁業が盛んな人口36,000人の街。
ここ八幡浜市で「伊方原発の再稼働の是非を問う」住民投票を求める署名が集められているというので11月16日から18日までお伺いして、署名を集めるお手伝いをしながら取材をさせていただいた。同市は伊方原発のある伊方町の隣に位置しており、原発から10〜15キロしか離れておらず、もし事故が起こってしまえば、甚大な被害を免れないという不安を抱えている市民も多い。


また、関連企業で仕事をしている人も多く、早期再稼働を望む声も同時にあるのが現状である。夕方17時を過ぎると、現在は稼働していないにもかかわらず、列をなしておびただしい数のバスや乗用車が写真のゲートを越えてそれぞれ家路につく。



そこで原発の再稼働に賛成であれ、反対であれ、責任の取れない市長や議員に一任するのではなく、市民ひとりひとりが、直接決めるということが請求の趣旨である。以下「住民投票を実現する八幡浜市民の会」HPより転載

こんにちは、「住民投票を実現する八幡浜市民の会」です。

私たちは、伊方原発再稼働の賛否について、「大切なことはみんなで決めよう!」と、八幡浜(やわたはま)市住民投票の実施を求めて、11月3日(火)~12月2日(水)までの一か月間、直接請求の署名集めを行っています。

2015年9月2日、八幡浜市の大城市長は突然、「明日、伊方原発の再稼働の賛否について愛媛県知事に伝える」と発表し、9月議会の議論も待たず、県下で真っ先に再稼働「了承する」旨を表明しました。多くの市民から、驚きと、「私たちの声は聞いてもらえないのか」との、不満の声が上りました。広く市民の声を聞くこともなく意思表明がされたことは、議会軽視、市民軽視と言わざるを得ません。私たちは、原発の再稼働という、現在、そして未来に関わる、極めて大切な問題について、市民が意思表明をする機会を求めて、住民投票の実施を求めます。目標とする署名数は、有権者数の約半数となる1万5千筆です。再稼働に賛成の方も、反対の方も、「市民の声で決めるべきだ」と願う、全ての八幡浜市民の皆さまは、署名集めにご協力ください。また市外・県外の方も、応援していただけると幸いです。

つまりこの直接請求は「再稼働反対のための署名」ではなく、「住民投票実施を求める署名」である。しかし、それを署名をしていただく際に、勘違いをしている方も多く、特に再稼働に賛成している人からは「反対の署名でしょ?」と取り合っていただけないこともある。

確かに、この署名活動を進めているのは個人的に再稼働に反対している人が多いのは事実だ。しかし「大事なことは主権者である自分たちが直接決める」という理念が理解されないのは残念である。



市民の会の事務所は市役所のすぐ近く。地元の方曰く「スポセン前」
ここで12月2日まで毎日9時から19:30まで署名を受け付けている。


朝の和やかなミーティングの後、その日の署名ポイントへ向かう。随時ボランティアも県内外から募集しており、遠方から応援に来ている方もちらほら。

この事務所のあるビルの3階が好意ある方により、ボランティアのために解放されており、私も1日泊めていただいた。もし宿泊場所で困っているようであれば、相談してみるといいだろう。



11月17日には地元紙である愛媛新聞、八幡浜新聞、八幡浜民報の3紙に折り込み広告をした。その効果か、その日は今までで、一番多く事務所に訪れて署名をしてくださる方が多かったとのこと。やはり、地方での折り込みの効果は絶大である。

11月18日の時点では八幡浜地区はほとんどくまなく回っているが、保内地区はまだまだ回れていない。保内地区は伊方町の隣にあり、元は保内町であった。ここには、原発関係の労働者も多く住んでいる地区で、署名も八幡浜地区のように集めるのは難しい。ただ、みかん農家も多いので、そういった意味では住民投票に賛同してくださる方々もいる可能性もある。



初日は、八幡浜に住むみかん農家の友達の家に泊めさせていただいた。
その友達に僕の想いを話したら、それが彼に響いてくれたらしく、こんな文章を書いてくれた。許可をいただいたので、以下に転載します。本当にありがとう。
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昨日埼玉からしばけん(大芝健太郎)が愛媛にやってきました。

なにやら住民取材をしにくるとか。


話しを聞くと今八幡浜市で原発の再稼働についての『住民投票』を実施しようという動きがあり、それを行うためには12/2までに15000人の署名を集めなければならないと。ふむふむ。


(八幡浜に住んでる人なら多分今日ポストに投函されてたと思います。)


2ヶ月前?愛媛新聞に八幡浜市長が”有識者75名と話し合った結果、八幡浜市は原発再稼働に賛成します、と県知事に報告した”と載っておりました。


お偉いさんたった75人の意思が、八幡浜住民すべての意思だ。そう言わんばかりの内容でして、正直驚きました。


住民になんちゃ聞いてないのに勝手に『八幡浜市は賛成です!』って報告するのはおかしいじゃないかと。悲しいなと。


少なからずそう思った人はおるんじゃないでしょうか。


じゃあどうしようかってことで今回その『住民投票』というのを行おうとしているそうです。


ただこの『住民投票』は、原発再稼働を反対するために行おうとしているわけではなく


八幡浜市民の意思が、賛成なのか反対なのか


ただシンプルにそれを問いたいというわけで。


有識者75人の意思ではなく、八幡浜市民の意思を県知事に伝えようと。


ひとます署名が集まらなければ施行することができないので、八幡浜の人は署名してください。僕はしましたよ。


今後の動きに注目です。


そんなこんなでしばけん曰く今とても熱い八幡浜ですが

みかんもどんどん熱くなってきております!


雨で段取りよくできない日々が続いておりますが、今週からガンガン収穫していくので増々忙しない日々が続くでしょう。


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