2016年3月14日月曜日

「幸せになる勇気」成長なんてしなくていいから幸せになれ!

「成長したい」って漠然に言う人に対して、
大きなお世話ですが、勝手に心配しています。

今の自分を受け入れられずに、
「成長」という美名に変えて、
毎日自分で自分に鞭を打っているように思います。
ちょっと痛々しい泣

「成長」なんて目指すものではなくて、
何かやっていたら勝手にしているもんなんですよね。

成長なんてしても、しなくてもいい。
それよりも「幸せになれ!」って言いたい。

さて、そんな君にお勧めしたいのが、
この「幸せになる勇気」です。


前にも書いた2015年ベスト3に入る名著
ミリオンセラーにもなった「嫌われる勇気」の続編です。

嫌われる勇気があるか、幸せになる勇気はあるか。

「嫌われる勇気」ではアドラーの哲学とは何かについて書かれています。
「自由とは他者から嫌われることである」
という言葉を前も紹介しましたね。

他者の期待に応えているうちは
本当の意味で自分の人生を生きられない。




「成長なんてしなくていいから幸せになれ!」
とか煽ってますけど、こんなこと言ったらアドラーに怒られるかな?
いや、彼は怒りません。

彼は僕のことを尊敬していますし、成長を求めるあなたのことも尊敬しています。

尊敬とは、人間の姿をありのままに見て、その人が唯一無地の存在であることを知る能力のこと
僕が卒論で大変お世話になった大好きな社会学者のエーリッヒ・フロムもそう言っています。

さて、この本は学校の先生になって、教室の中で起こる子どもとの関係性の中でアドラーの心理学の使い方について学んでいく形式になっています。

そういう意味で、学校の先生をされている方々には、
個々に情景が思い浮かんでくるでしょう。

この本の中に出てくる話は、
まさに僕が大学時代に学んでいたこと、
そして、もし僕が先生になったとしたら実践したい事例に溢れています。
あなたの学級を一つの民主主義国家だと考えるのです
誰のためのルールなのか、生徒たちとみんなで一緒に考えていきたい。
と思うのです。

愛する勇気、すなわちそれは、「幸せになる勇気」です
愛することができれば幸せになれる。
逆に言えば、愛されるのを待っていてもいつまで経っても幸せなれない。

愛されなくても愛することができるか。

この本には多くの強烈な
教育論、人生哲学の理想がまとめられています。

でも「単なる理想論だ!」と捨てきれないのもまたこのアドラーの心理学なんです。

2016年四半期最高の一冊ですね。おすすめです。