2016年6月28日火曜日

村上春樹「ノルウェイの森」「生きにくい」と「生きたくない」

「生きにくい」と、
生きにくいとは、生きたい人の発想で、
昔の人が疫病で苦しんでも、部落差別で苦しんでも、
戦争で徴兵されたり、食糧難だったり、
そういう時代の不幸だが、
自分のせいではない。
悪いのは自分ではなく、環境。


「生きたくない」は違う。
生きていてもいいことないのに、
なんで自分は生きているんだろうという疑問。

なんで自分は思ったように生きられないんだろう。
なんで自分は期待に応えられないんだろう。
なんで自分は愛されないんだろう。
自分は生きている価値がないんじゃないか。
という自己否定。


生きやすい時代になったと言われてるけど、
「生きたい」と思える時代なのかって言われるとどうなのかなって思う。



村上春樹の「ノルウェイの森」を読んだ。

海外に来ると、村上春樹が好きっていう人が多くて、
ぼくは一冊も読んだことがなくて、
ちょっと読んでみようと思った。

珍しくない展開で、登場人物も少なくて、
短くないのに、飽きさせない。
それを難しない言葉で。


これがノーベル文学賞候補の作家の力か。
他の本も読んでみたいと思った。