2016年7月1日金曜日

「投票したくない人には投票させるべきではない。」でも...



ぼくは今、ロンドンにいてEU離脱を決めた国民投票の
その後の経過を追っているところです。

日本では7月10日に参議員選挙がありますね。
日本を出るときには投票をしに帰るかもと言っていたのですが、
こちらも目が離せないほど、時代が動いていておもしろく、
取材を続けることにしようと思います。
怠慢です。

日本で住民票を抜いて、こちらで在留届を出せば、
こっちでも投票することができました。でもしませんでした。
怠慢です。

「投票しない」という罪悪感に苛まれているわけですが、
何もせずにいられるわけもなく、こうして書いています。

イギリスでは「国民投票」によって、
つまり国民1人ひとりの投票によって、
「EU離脱」という歴史的方向転換がなされました。

投票者名簿に登録しなかったので(イギリスでは投票するには事前に登録が必要)
「EU残留」に投票できなかったことを悔やんでいる19歳の若者にも会いました。

「投票」することで
未来が変わるということを実感するのは難しいかもしれませんが、
実際に世の中は1人ひとりの「投票」によって大きく変わっていきます。

「今回の選挙はとても重要だ」と毎回、言われています。
そう、そして今回の選挙もまた重要なわけです。


今回の選挙は野党(民進、社民、共産)が共闘したことにより、
とても争点のくっきりとしたわかりやすい、
安倍さん率いる自民、公明でいいのかという信任投票です。


もし、ぼくが投票するとしたら今回は野党に入れます。
あなたはどうですか?

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投票は義務化すべきだという人もいますが、
ぼくはそうは思いません。

「投票」の意味。つまり、
「社会をデザインする力」と
「結果にコミットする責任」
を理解した人にのみに許される権利だと思うからです。

そしてそれは誰もが理解できると思っているし、
だからこそ、誰もが投票できるのです。

でも「力」と「責任」は強制されるものではありません。
「責任を持たない力」は常に危険を伴います。


「投票はしたいという人だけに許されるべきもの。」
逆に言えば、
「投票をしたくない人には投票させるべきではない。」

でもぼくはこれを読んでくれている、あなたに投票に行って欲しいと思っています。
「力」と「責任」を共有したい。

つまり、一緒に社会をデザインして、どんな結果になっても、その現実を受け止め、それでもなお、前に進んで行きたいと思っているのです。

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....いや、ごめんなさい。今回はぼくは投票に行かない。あなたに力と責任を持って欲しい。そして社会をデザインして投票し、その結果を受け止めて欲しい。

かっこわるいけど。

お願いします。