公園で朝8時半まで快眠した日の朝、
メッセージを送っていた
カウチサーフィンのホストの方から
返信が来ていた。
今日と明日は、オックスフォードのDave さんのお家に泊めていただけることになりました。ありがとうございます。お世話になります。— 大芝健太郎 しばけん (@shibaken612) 18 July 2016
日本も3ヶ月旅行したことがあるそうな。こっちの人の旅行日程のスケール半端じゃない笑 pic.twitter.com/6CPOti5tMp
教えていただいた住所に伺うと
暖かくDaveさんは迎えてくだった
整理整頓が行き届いた
きれいなおうち
この日は
Daveさんと一緒に夕ご飯を頂いた。
ぼくは味噌野菜炒めを作り、
彼はサラダと
フィッシュフィンガー(白身魚のフライ)
を用意してくれました
そしてデザートには自家製レッドカラントソースのかかった
バニラアイス
あまりに美味しかったので、
「おかわり..もらえますか?」
というと、
一瞬ムッとした顔をして、
そのあと、
いじわるがばれた子どもみたいにニコって笑って
「よく食べるなぁ」
ってまたアイスとソースを
よそってくれました
茶目っ気のあるおじさんだ
その日の夕方は色々なことを話した
彼は一年のうち3ヶ月ほどアジアで過ごすのだそうだ
そのうち一度は日本を周ったという
特にネパールがお気に入りで
庭にはタルチョが風に揺れていた
ミュージシャンでもあり、
音響のプロフェッショナルでもある、
なんと自分の家を改築して
防音設備を作り
自前でスタジオを作り
その運営も彼の仕事だそうだ
昨日は野宿だったので
シャワーをお借りしてスッキリさせてもらい
その日は早めに休ませてもらった
次の日の朝
庭に生えているレッドカラントの収穫を手伝いさせてもらった
一年間で一番楽しい瞬間
この時間を共有できること
ありがたい
彼はほどなく仕事に出かけ、
ぼくも30度を超える
年に数日の暑さを感じるために
散歩に出た
その日はオックスフォードに住む
BASILさんに会いに行く日
BASILさんは
オックスフォードに住む日本人ママで
国民投票について、
イギリスと日本の現状についての
情報収集と鋭い発言を続けている方
ダメ元で
「お話を聞かせていただけませんか?」
とメッセージを送ったところ
おうちに呼んでいただけることに
今夜うちにいらっしゃるお客様は、ロンドンからオックスフォードまでヒッチハイクして、オックスフォードの公園で野宿を1泊した、日本人ジャーナリストさん。こう書くとすごい。— BASIL (@basilsauce) 19 July 2016
イギリスのEU離脱国民投票を取材しに来た大芝さん @shibaken612 ってどんな方かなー。楽しみです。
待ち合わせ場所に行くとBASILさんが車で迎えに来てくださった。
行きの車の中で簡単な自己紹介などしながらお家へ。
実はすこし緊張していたのですが、
気さくな方で、でも言うことははっきり言う印象で、
話しているうちに緊張が解けていった。
お家に着くと息子さんがフリスビーに誘ってくれたので一緒に遊び、
夕食には久しぶりのお寿司をいただいた。
具沢山の太巻きが美味しかった、
他にもパスタやサラダ、
グリルしたじゃがいもとチーズなども。
毎日マヨネーズとトマトケチャップの
サンドイッチばっかり食べているので、
目移りして、決めかねるほど。
BASILさんは匿名で活動されている方なので、
どこまで書いていいかわからないのだが、
BASILさんと、
政治に詳しいドイツ人の旦那さん、
イギリス自民党の元議員さん、
近所にお住まいの英語の先生と色々な話をした。
オックスフォード近郊の、ヘイトクライムの事例。
国民投票のCMには、
虚偽がないかしっかり事前にチェックする機関が必要だということ。
(医薬品の効果などには厳しくチェックがある。)
どんなキャンペーンを行っていたのか。
イギリスの研究がこれからどうなっていくか心配しているということ。
など、どれもそれぞれの立場でしかわからない
貴重なお話を聞かせていただいた。
ジャーナリスト大芝健太郎さん @shibaken612 たった今お帰りになりました。— BASIL (@basilsauce) 19 July 2016
私の友人2人と夫(政治学をやっている)と、楽しい時間はあっという間。
めちゃくちゃ好青年でした。息子ともいっぱい遊んでくださってありがとう。また来てね。
この後の旅も気をつけて!
「もっと話したい!」という気持ちがあったのだけど、
それはまた次の機会に。
帰りは旦那さんに、
カウチサーフィンのホストのお家の前まで送っていただいた。
美味しい料理とビールをごちそうさまでした。
貴重なお話と時間をどうもありがとうございました。