2016年9月30日金曜日

映画「善き人のためのソナタ」ラストに震えろ!

ぼくは日本にいる時はあまり映画を見なかったけれど、海外では日本よりも映画が娯楽として浸透していて、よく誘われるようになって、なんだかんだ週に1本くらいは見るようになっている。そんな中で久しぶりに勧めたい星5つの映画。ドイツ映画で本気で勧めたいと思えるこの作品に出会えて歓喜の中にいる。

もうご覧になっている人も多いと思うけど、見たことのない人にはこの映画を勧めたい。
「善き人のためのソナタ」



あらすじ
1984年の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓っていた。ある日彼は、反体制の疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じられる。さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。しかし、聴こえてくる彼らの世界にヴィースラーは次第に共鳴していく。そして、ドライマンが弾いたピアノソナタを耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられる。(Wiki)


原題は"Das Leben der Anderen"「他人の生活」という意味なのだが、「善き人のためのソナタ」っていう原題とは全く邦題もいい。「この曲を本気で聞いた人は悪人になれない」という言葉がこの物語の後半への伏線にもなっている。とにかくこの映画の脚本はすごくよくできていて、最後に畳み掛けるドキドキと名言。歴史的背景も想像しながら感動に浸れる。

監視社会が進むとこうなる。権力の分散も必須。
思想など取り締まるべきではないし、密告を奨励させることは信頼社会を崩壊させる。
とにかく恐ろしい時代がたったの30年前、ドイツであった。その中で紡がれるドラマ。

おすすめ。星5つ★★★★★