2016年11月14日月曜日

〜ブルガリア・酒の勢いで投票は禁止?〜


〜ブルガリア・酒の勢いで投票は禁止?〜

ブルガリア人はお酒を飲むのが大好きだ。ビールやワイン、アルコール度数が40度を超える「ラキア」と呼ばれる蒸留酒もよく飲まれている。しかしいくらお酒が大好きなブルガリア人もお酒を我慢しなければならない時がある。それが投票日前日から当日の投票時間終了までの間だ。スーパーマーケットでもアルコール類を買うことができないし、もちろんレストランやバーでも注文することができない。ブルガリアの選挙法では、お酒を飲んで正常な判断ができないような状態で投票することを禁じているのだ。


ブルガリアでは今年3月に反政府デモが激化して、内閣が総辞職している。デモ参加者は「もう政府は信用できない。既存の政党にうんざり。どこにも投票したくない」などと言っていたが、次の総選挙は5月12日に行われることが決まった。国民投票でも争われた「新規原発の建設計画」も次の内閣の決定に委ねられることになる、とても重要な選挙である。ブルガリアらしく、お酒を飲みながら議論を重ねて、酒の勢いではなくて冷静に投票してもらいたい。

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発禁新聞
2013年 寄稿記事