2016年12月5日月曜日

「国民投票」に関する世界水準の本を作ります


東日本大震災以降、みなさんの支援を受けながら、国内外の国民投票などの直接民主主義を研究、取材、発信してまいりました。

特に2014年のスコットランドの「独立」をかけた国民投票の取材では、多くの方の支援をいただきました。


あれから私は、アメリカの大統領選挙予備選、アイルランドに渡り「同性婚」や、イギリスの「EU離脱」などの国民投票の現場に足を運んできました。

今日はイタリアでの国民投票がメディアでも大きく取り上げられましたが、日本も他人事ではなく、日本でも歴史上初めての国民投票が現実味を帯びてきています。しかし、多くの政治家やメディアで語られる国民投票のイメージは「ポピュリズム」や「間接民主主義の否定」「改憲への加担」などひどいものばかりです。そこで私は、まずは海外での国民投票の失敗や成功事例を学び、様々なルールを知ることにより、「国民投票」への上記のようなアレルギーを解消し、その上で個々人が国民投票にどう向き合うべきだと考えてきました。

そしてこの度、私の尊敬するジャーナリストの今井一さんが刊行する『国民投票の総て』という本に、私も執筆者の一人として、また制作委員としても出版プロジェクトに関わらせていただくことになりました。

世界中で行われた国民投票2500件余りの中から500件をリスト化し、特に重要な事例については詳しく解説、また実際に現地に足を運んだものに関しては写真なども活用し、さらに具体的にわかりやすくお伝え致します。

ぜひ以下の文をご一読いただき、もしよろしければ、この「国民投票の総て」出版プロジェクトに協力していただけたら嬉しく思います。

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「国民投票」に関する世界水準の本を作りたい!

禁酒、原発、軍隊、憲法、EU、移民、同性婚 …… 世界では、様々なテーマで2400件以上も行われている国民投票ですが、日本ではゼロ。建国以来、一度も行われたことがありません。なので、その理念やルール、諸外国の実施事例などをきちんと知っている日本国民はごく少数。そういった「未経験」「知識不足」の中で、近い将来、日本初の国民投票が実施されようとしています。多くの人が国民投票について理解し、それを賢く活用できるように、具体的で分かりやすい、水準の高い一冊を出版社に託さずに自主制作します。そして、その本を既存の出版流通機構を通さず、市民の協力を得て全国に広げたいと考えています。

◆ご挨拶

こんにちは!私たちは『国民投票の総(すべ)て』制作・普及委員会です。メンバーは30人。主婦、弁護士、会社員、大学教員、自治体議員、劇場経営者、アーティストなど各人の職業はいろいろです。共通しているのは、国民主権、市民自治をより豊かなものにするために、国民投票、住民投票といった直接民主制を活用したほうがいいと考えていること。そして、その入門書、参考書として『国民投票の総(すべ)て』という本を作り、多くの人に読んでもらいたいと思っていることです。


◆このプロジェクトで実現したいこと


 諸外国では国民投票で様々な重要なことが決められています。イギリスやフランス、オランダなどでは「EU」に関することで、スイス、イタリア、スウェーデンでは「原発」や「憲法」など。スイスは他にも「徴兵制」や「移民政策」「試験管ベイビー」など多岐にわたるテーマで実施されており、スコットランドでは憲法が禁じる「離婚」、アイルランドでは「同性婚」の是非などについて国民投票が行われています。しかし、日本でそのことについて知っている人はほとんどいません。制作予定の本では、過去300年の間に世界中で行われた2500件以上の国民投票の中から約500件の事例を一覧表にしたうえで、30件ほどについてはやや詳細に紹介しています。そして、スイス、ソ連、ロシア、バルト3国、イギリス、フランスなど十数件については、執筆者(今井一大芝健太郎)の現場取材を基に、現場で得た投票用紙、ポスター、撮影した写真なども盛り込みながら、その経緯や実態をかなり具体的に紹介し、解説しています。

(A5版×300ページ)

◆プロジェクトをやろうと思った理由

日本では[国民投票]というと「衆愚政治をもたらす」とか「議会制民主主義の否定だ」などと言う人が少なくありませんが、各国で行われている国民投票が実際にどう運用されてきたのか、それを国民がどう受け止めてきたのかについては知られていません。各国の膨大な実施事例を知ることは、近い将来、国民投票を経験する私たち日本人の糧にものと確信しています。

 それから、なぜ出版社に託さない自主制作の道を選んだかについて説明します。今回制作する本の最終章では実現可能性が高まりつつある「9条・国民投票」について解説しています。水準の高い国民投票にするためには、賛否両派が案件について本質的な議論をしなければならないのですが、これまでそれを避けてきた護憲・改憲両派に対して遠慮のない批判を展開しています。そういう点については、出版社に託すと刊行の条件として護憲派あるいは改憲派への「気遣い」など記述に制限を加えてくることが多々あります。私たちは、政府はもちろんどこに対しても誰に対しても、一切遠慮せず、自粛も委縮もしない本に仕上げたいと考え、自主制作に踏み切りました。

◆「クラウドファンディング」のリターンについて

3,000円
お礼の手紙
「国民投票の総て」(1冊2000円)2冊

5,000円
お礼の手紙
「国民投票の総て」(1冊2000円)2冊
[国民投票/住民投票]情報室 サイト会員ページ閲覧権(1年間有効)

6,000円
お礼の手紙
「国民投票の総て」(1冊2000円)4冊(うちサイン入り1冊)

10,000円
お礼の手紙
「国民投票の総て」(1冊2000円)7冊(うちサイン入り3冊)

10,000円
お礼の手紙
「国民投票の総て」(1冊2000円)3冊(うちサイン入り1冊)
出版記念パーティー(東京、大阪もしくは名古屋)無料ご招待

30,000円
お礼の手紙
「国民投票の総て」(1冊2000円)サイン入り1冊
大芝健太郎 講演会実施権(交通費は含まれません)日程については要相談。
会場のセッティング、参加費の設定などはお任せいたします。
もし収益が出たとしても、交通費実費以外は受け取りません。

本は2017年4月中旬に仕上がる予定です。出来次第郵便や、宅配便などでお届けします。基本的に2冊以上でお送りするのは(既存の流通システムに乗せないため)届いた本をほかの方に買っていただく、あるいはプレゼントするといった形で、お仲間やご友人に薦め、「読者」を増やしていただきたいからです。

※現在、クラウドファンディングサイトからも申し込みできるように調整中です。

◆最後に

間接民主制においては、議員や首長などプロの政治家でも、時折間違った判断・決定をすることがあります。私たちも、人や政党を選ぶ選挙で愚かな投票をしてしまうことがありますよね。人は誰しも無謬ではありません。

間接民主制につきまとう問題点は、主権者である国民の多数意思と政府や議会の意思にねじれが生じた際、民意を無視して政治を行う傾向があることです。間接民主制は温存しつつ、特に大事なことは私たち主権者が国民投票で直接決めなければ、国民主権は形骸化し議会主権、政府主権となってしまいます。国民が主権者としての自覚を強め、今から国民投票について積極的に学び、これを活用する準備を整えることによって、国民投票という制度を賢く使いこなすことができます。諸外国の実施事例を知るところから初め、自分たちの、日本の国民投票というものを考え生み出していきましょう。


振込先は下記の通りです。手数料を引いた金額でお振込みください。
三菱東京UFJ銀行 東大阪支店
(普通) 1355400 [国民投票/住民投票]情報室
(コクミントウヒヨウジユウミントウヒヨウ ジヨウホウシツ)


『国民投票の総て』制作・普及委員会
Eメール:p.c.allref@gmail.com