2017年9月11日月曜日

『ポピュリズムとは何か』ー民主主義の敵か、改革の希望かー 水島治郎

ポピュリズムは大衆迎合主義と訳されるが、いい意味で使われないことの方が多い。


ではポピュリズムを排することはできるのだろうか。大衆ではなく「誰か」が決めるべきだというエリーティズムに向かう。決めるべき誰かをどのように決めるべきなのだろうか。この話は前にも書いたので、こちらを参照いただきたい。

「多数決」は「正しさ」や「民主主義」を担保するものではない。




ポピュリズムと言われているものは何か。



ポピュリズムが何を生み出しているのか。


私がもっとも問題だと思う人は「自分は正しい答えを知ってるけれど、他の人は知らないと思っている人。」日本にはこういう人がとても多いし、イギリスのEU離脱についても同じように思っている人が多い。

そういう人のポピュリズム批判は、いくらでも読むことができるが、この本はラテンアメリカや、ヨーロッパ。日本のポピュリズムがどのような背景で生まれ、拡大し、何を生み出してきたかが解説されている。「自分は正しい答えを知ってるけれど、他の人は知らないと思っている人。」には、特にオススメの一冊。