2018年4月14日土曜日

オーストラリア同性婚アンケート用紙

昨年行われた「同性婚」を巡る郵便による国民投票の対面アンケート用紙を作成しました。これを使ってシドニーを中心に行いたいと思います。





今日からシドニー市内でこういうアンケートをしてこようと思っています。
Q1 「同性婚」は郵便投票にかけられるべきでしたか?

はい
・とても重要な議題だから
・政府は国民の意見を反映していないから
・その他

いいえ
・人権に関わることだから
・キャンペーンでLGBTの人たちを傷つけることになるから
・お金がかかるから
・その他

Q2 あなたの決定は何が一番、影響しましたか。
・宗教 ・新聞 ・ラジオ ・雑誌 ・インターネット ・家族 ・友達 ・テレビ ・ポスター ・本  ・政治家 ・有名人 ・その他

Q3 同性婚を巡るキャンペーンで一番印象に残っていることはなんですか?



もし差し支えなければ今回の郵便投票について教えてください
・同性婚に賛成に投じました
・反対に投じました
・投票しませんでした

___________

他にも

What makes you think you are a certain gender??

何があなたをその性別だと思わせるのですか?
なども聞いてみようと思っています。
他にも聞いてほしいと思うことがありましたら教えてください







2018年4月12日木曜日

【写真】ありがとうゴールドコースト ハローシドニー

僕たちを案内してくれたゴールドコースト在住のしょう君

毎日 快晴

南国の植物に興味津々

airbnbで見つけたホストファミリー
最終日にはステーキをご馳走してくれた。

サーファーになった気分

コアラを抱っこ


ブリスベンのモダンアート美術館

地元のビール醸造所「Lost palms」

オーシャンビュー

僕らの旅のお供はいつもビール


コアラ発見!!




ゴールドコーストは治安が良いので、夜中に帰ることがあった時でも怖いと思ったことは一度もない。物価は高いです。レストランでちょっと食べようと思ったら、最低10ドルくらいはかかる。でも自分たちで自炊すれば、食費は抑えられます。移動はバスとトラムが整備されていて、とっても便利でした。海は綺麗だし、毎日いい天気だし。ホストと友達に恵まれて最高に楽しいバケーションでした。

今日から18日までシドニーに滞在して同性婚の国民投票について調査して、19日に日本に帰国します。


2018年4月5日木曜日

オーストラリア ゴールドコースト Day 1

行ってきます! 
待ち時間にストレッチ

早朝にゴールドコースト到着


サーファーズパラダイス

朝カフェ

朝サイダー






鳥の楽園


そして夕暮れ

2018年4月4日水曜日

「同性婚」国民投票 アイルランド スロバキア スロベニアの場合

同性婚
2001年4月にオランダで初めて同性婚が認められたのを皮切りにフランス、スペインなどヨーロッパを中心に26の国と地域に認められる国が広がっていった。この同性婚については2013年にクロアチアで初めて国民投票に問われてから、2018年までに以下に紹介するスロバキア、アイルランド、スロベニアを含めて、世界で5件行われている。



スロバキア(2015年2月7日実施)同性婚禁止
 スロバキアでは署名を35万筆(有権者の約8%)以上集めると国民発議で国民投票を行える憲法の規定があり、「家族のための同盟」というカトリック団体は40万筆以上の署名を集め「同性婚禁止」を国民投票にかけるように申請をした。それに対してアンドレイ・キスカ大統領はこの国民投票は違憲だとして訴えたが、スロバキアの憲法裁判所は大統領の訴えを退けたため、2014年11月27日、国民投票を行うと宣言した。この国民投票が法的拘束力を持つためには、約440万の有権者のうち50%以上の投票率がなくてはならなかったため、同性婚禁止を求める賛成派は、スロバキア司教連盟を中心に寄付を募って、11万ユーロの資金を使い人口の62%を占めるカトリック教徒と共に、約二ヶ月に及び積極的にキャンペーンを展開した。一方、スロバキアのLGBT団体は規模も小さく、連携も取れていなかったため、投票率が50%を超えるのを恐れ、投票を拒否するように働きかけた。


投票結果
設問「あなたは結婚を男性と女性の関係とすることに同意しますか?」
投票率 21.41% 投票総数 944,674
賛成 95.81% 反対 4.19%

 投票率が50%を下回ったため、この国民投票は無効となった。他にも「同性のパートナーは養子を受け、育てることを禁ずる」「両親が望めば、子どもは学校の性教育を拒否することができる」というテーマも同時に問われ、90%を超える圧倒的賛成を得たが、投票率が低かったために同様に無効とされている。スロバキアでは、1993年にチェコスロバキアから分離独立してから、NATOに加盟するかなどをテーマに7回の国民投票が行われているが、EU加盟の以外のテーマはいずれも50%に届かず、全て無効になっており、一般的に投票に行く人が少なく成立がそもそも難しいというスロバキア特有の事情がある。


参考資料 
http://web.archive.org/web/20141209034357/http://abcnews.go.com/International/wireStory/slovakia-hold-referendum-sex-marriage-27218382
http://www.c2d.ch/detailed_display.php?lname=votes&table=votes&id=133713&continent=Europe&countrygeo=257&stategeo=&citygeo=&level=1&recent=1
http://www.reuters.com/article/us-slovakia-referendum-idUSKBN0L91OQ20150205



アイルランド(2015年5月22日実施)同性婚

 1922年にイギリスから独立したアイルランドは人口の84.2%をカトリック教徒が占め、1993年まで同性愛は違法とする法律が残されているほど保守的な国であった。しかし、2006年にカナダで同性婚をして帰国したレズビアンのカップルが、アイルランドで婚姻の権利を享受することができず、彼女らの訴えも裁判所に否決されたことは、大きく報道され、同性婚をアイルランドでも認めるべきだという声が上がり始めた。他の欧州各国に続くように、同性でも結婚と同様の法的権利を認められる市民パートナーシップ法が2010年に成立したが、養子縁組なども認める同性による婚姻については憲法の改正が必要だった。そこで2011年に選挙で勝利した統一アイルランド党と労働党の連立政権のエンダ・ケニー首相は同性婚を認める憲法改正に向けた議論を始め、国民世論の高まりを受け主要4政党も合意し、2015年に国民投票にかけられることになった。



投票結果
設問「結婚は、性別と関係なく2人によって成立する」
投票率 60.52% 投票総数 1,949,725
賛成 62.07% 反対 37.93%


 カトリック司教議会は反対に投じるよう働きかけたが、司教による性的虐待などの不祥事が相次いでおり、支持を広げることができなかった。一方この国民投票を主導したケニー首相は「国民の答えは同性婚にイエスだった。これは小さな島からの大きなメッセージである」と述べた。この結果により世界で初めて、国民投票で同性婚が認められた事例となった。この憲法改正によってできた法律の下で、アイルランドでは半年間に同性による412組の新しいカップルが生まれている。調査によるとアンケートに答えた「LGBT(性的少数者)」のうち39%が、国民投票で同性婚が認められてから、この一年で初めて「自分がLGBTである」と周りに告白したとしている。また14歳から23歳の若者に限ると53%にも昇る。国民投票の結果がLGBTを自認する人の背中を押したのは間違いない。


参考資料 
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/23/ireland-votes-same-sex-marriage-yes_n_7429696.html?utm_hp_ref=tw
http://www.irishtimes.com/news/social-affairs/increase-in-lgbt-people-coming-out-since-marriage-referendum-1.2656627#.V0Vh0JWHyNA.twitter
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ireland/data.html#section1
https://www.rte.ie/news/vote2015/2015/0523/703205-referendum-byelection/
アイルランドを知るための60章 明石書店 山下理恵子・海老島 均


スロベニア(2015年12月20日実施)同性婚

 スロベニア議会は2015年3月、EUからの圧力もあり結婚について「男性と女性によるもの」から「二人によるもの」と法律を変更した。それに対して、保守的なカトリック教会などから支援を受けている中道右派政党のスロベニア民主党は「子どもたちが危険にさらされている」というグループを組織し、同性婚を認める法律に反対する署名を集め、国民投票に必要な40,000筆(有権者の約2%)以上の署名を一ヶ月で集めた。しかし議会は、この国民投票は基本的人権に反する憲法違反だとして裁判所に訴えたが、この署名は国民投票を実施するために有効だと判決を下したため、国民議会は11月4日、国民投票を行うことを決定した。


 賛成派は「誰も愛する権利を妨げてはならない」というスローガンを掲げ、与党を含むほぼ全ての政党が賛成派のキャンペーンに参加し、中欧で初めて同性婚が認められる国になることを目指した。 一方、署名から活動していたグループは、「同性婚支持者は、父性と母性が子どもの成長に大切だということを理解していない」と、キャンペーンを行い、57%を占めるカトリック信者を中心に訴えた。またアイルランドで同性婚が認められたことを受けて、危機感を持ったローマ教皇は「伝統的な家族は社会生活の原点になる」などとメッセージを送り反対派を激励した。傾向として、無神論者で都会に住む若い女性は賛成。逆に反対派は田舎に住むカトリック信者で年配の男性という傾向が強かった。この傾向はアイルランドやスロバキアの場合でも同様だった。

投票結果
設問「2015年3月3日に国会で決まった同性婚に関する法律の発効を認めますか?」
投票率 36.38% 投票総数 623,489
賛成 36.49% 反対 63.51%


 法律を失効するための拘束力を持つには過半数の反対及び、絶対得票率20%が必要だが、その基準も上回っていたために、同性の結婚を認める法律は廃案になった。事前の世論調査では、これほどの差が付くと思われていなかったが、無効になる可能性が示唆されたため、賛成派の中で実際に投票所に足を運ばなかった人も多くいたとされている。同性婚が国民投票で否決されたため、現在は同性であっても市民パートナーシップとして登録することができるが、養子をもらうことはできない。


参考資料
http://www.politico.eu/article/slovenia-says-no-to-gay-marriage-lgbt-lgbti-rights/
http://www.sudd.ch/event.php?lang=en&id=si012015
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/slovenia/data.html
http://newsinfo.inquirer.net/748376/pope-backs-family-values-in-slovenia-ahead-of-gay-marriage-vote

オーストラリアについては後日アップする予定です。

2018年4月1日日曜日

4月4〜19日まで渡豪してきます。



4月4日からオーストラリアに行ってくる。初めて海外に出たカナダから10年が経ち、パスポートも更新した。オーストラリアに滞在するのに必須のETASも取得した。保険も入った。久しぶりの海外にワクワクが止まらない。

行き先はゴールドコースト。彼女の友達がそこに住んでいて、チケットもちょうど安かったからという、まぁよくある理由で決めた。

さて、そんなゴールドコーストである。
運がいいのか悪いのか、コモンウェルスゲームズというオリンピック並みの大会がなんと、なんとゴールドコーストで、僕らが到着する4月4日から始まるらしい。

コモンウェルスゲームズというのは、英連邦に属する70の国と地域が4年に一度集結して競うイベントで、それは英連邦以外の日本のような国ではまったくもって知られていないわけだが、これが大層なお祭り騒ぎになるらしい。人口55万人のゴールドコーストに予想観客数は120万人だ。

ゴールドコーストの宿泊施設は普段の2倍以上に高騰していて、どこに行くにも激混みだそうだ。ついでにスポーツ観戦に二人ともほとんど興味がないのだが、チケットは変更できないし、とにかくそんな時期を満喫してきます。最初の一週間は彼女と。



彼女が帰国した後は、昨年オーストラリアで行われた同性婚の是非を問う国民投票を国民がどのように受け止めたのか。キャンペーンはどのように行われたのか。学校や教育の面でどのようにこの問題が扱われたのか。虚偽の情報の有無などを聞き取り調査を中心に調べてくる予定でいる。

オーストラリアで昨年の9月から11月にかけて郵便投票で行われた国民投票に1270万人が一票を投じ(投票率は79.5%)、その61%が賛成をしたことで同性婚が認められた。そして今年の1月から同性婚が始まっている。

すでにオランダやドイツ、カナダなど多くの国で同性婚が認められている一方、日本では世田谷区と渋谷区が同性パートナーシップを認めるにとどまっていて、LGBTなどの性的少数者が認知されてきているにも関わらず法整備が全く追いついていない状況である。

国民投票で同性婚が認められたのは2015年のアイルランドが初。オーストラリアが2カ国目だった。

______________

オーストラリアでワーキングホリデーをしていた友人からはフレーザー島を勧めてもらった。他にもオススメがあれば是非。

また、もし同性愛者のオーストラリアンが、
知り合いにいらして紹介していただけたらとても喜びます。

2018年3月31日土曜日

【写真】豪徳寺散歩



















今年の夏に豪徳寺あたりに彼女と引越しようと思っています。



2018年3月28日水曜日

4月27日 国民投票勉強会「僕たちが未来を選択するために」


4月27日に東京・国立で「国民投票」についてのお話をさせていただくことになりました。2011年以来、ヨーロッパを中心に、国内外の国民投票、住民投票について調べてまいりました。

来週から、昨年「同性婚」の是非が国民投票で問われたオーストラリアで取材してまいります。そのレポートも普段の講演内容に加えてお話しさせていただきます。


_____________


「僕たちが未来を選択するために〜今知ろう!国民投票のすべて〜」

昨今、憲法改正の是非だけではなく、そもそも国民投票をすべきかどうかについても賛否が分かれています。

世界では、憲法改正のみならず、原発建設、同性婚、国旗国歌の変更など2500件以上の国民投票が行われておりますが、日本ではまだ歴史上一度も行われたことがありません。

私はこの問題は非常に大きく、国民一人ひとりが政治に対して「決定権を持っている」と感じられない原因の一つではないかと考えています。

ここ数週間、森友・加計問題で政府や議員、官僚が批判に晒されていますが、言うまでもなく私たち国民が選んだ議員であり、官僚も国民です。

私が申し上げたいのは、現在の問題を作り出しているのは「彼ら(議員・官僚)」ではなく「私たち(国民)」です。彼らへの批判は当然ですが、もし今回の件で内閣総辞職しても、国民が変わらなければ、同じようなことが起こってしまうでしょう。

国民投票は、選挙と同じように一人一票持ちますが、政治家を選ぶのではなく、その事柄について国の方向性を決定します。この国民投票を通じて国民一人ひとりが「決定権を持っている」と実感する機会が、日本には必要なのではないかと思っております。

私個人的には自民党の改憲案には反対ですが、何れにしても現在の憲法は、国民投票を経ずに決定されたものです。施行から70年余り経ちましたが、改めて議論を重ねた上で、国民投票をすることで、憲法を変えるにせよ、変えないにせよ、真に私たち国民が選んだ憲法と言えるのではないでしょうか。


私が見てきたイギリス、スイス、スコットランド、リトアニア、アイルランドなどでは、どのような方向にせよ国民自身が議論して決めたという事実と実感があります。だから、その後も議論は続いています。なぜなら国民が「決定権を持っている」ということを自覚しているからです。

例えば、日本では国民投票を行わず、9条は守られるかもしれません。しかし、憲法への国民の無関心は変わらず、国民も変わらないでしょう。逆に国民投票が行われたらどうでしょうか。仮に9条が変わったとしても、国民の憲法への理解と議論が進み、関心は高まり、「決定権を持っている」と気づいた国民は変わります。

国民の無関心を嘆いていても仕方ありません。政治やその他の問題にも関心を持つためには、国民がまず自分の「持っている決定権」に気づき、実感する必要があるのです。普段の選挙で「決定権を持っている」ことに気づいている人は多くいるでしょう。しかし、実感している人はどれほどいるでしょうか。国民投票は「決定権を持っている」こと、つまり「国民主権」「民主主義」を実感するために非常に有効な手段なのです。

実際にスコットランドでは、独立するために住民投票を仕掛けた「スコットランド国民党」ですが、結果は反対が多数で惜敗。しかし次の総選挙では、スコットランドで第1党だった労働党から議席を奪い、59議席中6議席から56議席も占めるほどになりました。

国民投票はその結果だけが注目されがちですが、決定権を持つことで、情報や議論を見聞きし、時に参加することで政治への関心を高め、国民を変える力を持っているのです。

この学習会では「国民投票とは何か」から「海外の事例から学ぶ国民投票の表と裏」「日本で行われる国民投票への懸念と希望」などについて一から学び、一緒に考えていきます。

日時:2018年4月27日(金)19:30〜21:30

会場:国立市公民館 講座室

参加費:1000円

申し込み:こちらのグーグルフォームよりお願いいたします

■大芝健太郎プロフィール
ジャーナリスト
2011年以降、国内外の住民投票・国民投票などの直接民主主義を取材中。
ドイツ(ベルリン・シェーナウ)、スイス、リトアニア、ブルガリア、スコットランド、イギリスなどの、「原発」や「独立」などの欧州を中心に重要な国民投票を現地からレポートしている。
東京新聞、夕刊フジ、BS11 weekly news ONZE、デモクラTV、
冊子『Referendum』 comeya books など。